過去の日記を振り返っていて2007年の初めにこのページが出てきました。
オードリー・ヘップバーンを通して有名になった「美しさの秘訣」の一節。
この詩はアメリカ人作家
Sam Leveson(サム・レヴェンソン)によって書かれたものでオードリーが大変気に入って子供達に読み聞かせていたそうです。
魅力的な唇のためには
優しい言葉を紡ぐこと
愛らしい瞳のためには
人々の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには
飢えた人々と食べ物を分かち合うこと
豊かな髪のためには
一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには
決して一人で歩むことがないと知ること
人は物よりはるかに多く回復し、復活し、生きかえり、再生し、報われることが必要なのです
繰り返し、繰り返し、報われることが
年をとると、人は自分にふたつの手があることに気がつきます
ひとつの手は、自分自身を助けるために
もうひとつの手は他者を助けるために
私はアメリカでの5年間の生活の後、ビザの問題に直面し2007年に一旦日本へ帰国、劇団四季に入団しました。精神的にも体力的にも厳しい時期もありましたが、様々な角度から舞台に関わる機会を与えていただき、育て頂いたことに感謝しています。
日本とアメリカでは「美しさ」の基準は大変異なります。
しかしこの詩で述べられている「美しさ」は表面的な要素を超え、「真の」そして「芯の」美しさであり、全世界で共通するのではないでしょうか。
この詩を愛し、多くの人々に影響を与えたオードリーに感謝しています。
Paging through my old journal, I found this: “Audrey Hepburn Beauty Tips”.
It's actually written by Sam Levenson but deeply loved by Audrey.
After having lived in the US for five years, 2007 was the year I moved back to join Shiki Theatre Company in Japan. I had some challenging times there, but it definitely strengthened me and I am forever grateful.
The definition of beauty can be so different in Japan and America, but these, I think we have in common.
Thank you, Audrey for reminding us of what essential beauty is.